偶像師。
それは、依頼人の「故人ともう一度会い、きちんとお別れしたい」という望みを叶えるため、
故人のAIを生成する職業。
つまり、遺された人のため、
故人を一時的にAIとして復活させる職人です。
偶像師・柏木は語ります。
「故人のAIを生成するのはあくまで、故人と納得のいくお別れをする ための手助け。AIに囚われてはならない」。
それぞれの依頼人が、柏木が生成した故人のAIと関わる中で、大切な人の死に、自分なりの折り合いをつけてゆきます。
しかし偶像師・柏木こそが、
最もAIに囚われていました。
亡き恋人・友理奈のAIを手放せないでいるのですーー
(企画書+10話展開+60分ドラマ初回)